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2014年1月24日金曜日

正しさなんて誰もわからん

ドラマ版「任侠ヘルパー」全部見終わった。
結果、ちょっと寝不足。
でも寝不足を超える何かをもらえるならそれはいいよね。
睡眠よりも任侠ヘルパーを体が求めてたんだもん。笑


これがドラマで放送されてた頃、たぶん中学生くらいだと思うけど、
その頃感じてたこととはまた違う感じ方をした。

「弱きを助け、強きを挫く」
このドラマのきっとテーマなんだと思うけど、
弱い人が正しくないわけでも、強い人が正しいわけでもない。

やっぱり正しさなんていうものは誰にもわからない。
誰にもわからないというか、すべての人にあてはまる正しさなんていうのはないんだと思う。
目が離せない人を身体拘束するのは正しいか、否か。
家族が最後まで介護するのが正しいか、否か。
延命治療をするのが正しいか、否か。

誰の目線で正しいととるのか。

正しさを追い求めたってきっとみんなに当てはまる答えはないんだろうな。
みんな違うんだからな。
生まれた場所、育った環境、出会った人、生きてきた時代。
立ちはだかった困難、乗り越えるための努力、挫折、そして幸せ。
何をどうとらえるかの価値観。
一人の人をつくる要素はもっともっとたくさんある。
それだけの背景をもつ一人の人が正しさを主張しても、横にいる人もそれだけの背景をもってるんだから、正しさが食い違っても当たり前だ。

だから正しさを求めて生きることはないよね。
自分なりの正しさにしかたどりつけない。
こうしなくちゃ、なんてことはないんだろう。

だから、誰もよくわからないこうしなくちゃってことにとらわれるんじゃなくて、目の前にいる人や自分が近いと感じる人をまっすぐ見れたらいいよなって思う。

「僕たちは世界を変えることができない」の映画のモデルになった葉田甲太さんは、カンボジアの人たちが自分にとっては近くに感じてほっとけない存在だからっていうようなことを言ってた気がする。
目の前にいる人、自分が近くに感じる人、人生かけて何かを共有したい人と、違いを共有して、喜びも共有できたら、それがいいんじゃないかと思う。
大多数の人が言ってるけど誰もわからないことで悩んで迷ったりするよりも、目の前にいる人に寄り添って分かち合う努力したいなと僕は思う。

弱さも強さも全部ゼロにして
主張よりも共有をめざして
「やっぱりこうしなくちゃ」じゃなくて「あの人とこういうのしたい」で動く
そんな場としてのゲストハウスをつくっていけたらいいな
って僕は任侠ヘルパーを観て改めて思ったよ。

だから明日からもまずは引っ越し作業、がんばりますよー!^^

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